
こんにちは!当サイトの管理人Percyです!
正社員登用制度のあるアルバイトから正社員の道を目指そうと考えている人もいるかもしれません。
この記事では「アルバイトから正社員を目指す時に知っておくべきリスクと私の経験則から伝えておきたいこと」を紹介します。
「いきなり正社員就職は嫌だからアルバイトから正社員を目指そう」
「徐々に仕事に慣れていって正社員になれるなんて最高じゃん!」
このように考えてアルバイトから正社員を目指そうと考えている人がいたら、一度立ち止まって下さい。
確かにアルバイトから正社員になれたら、勝手知ったる職場でメリットも多いでしょう。
しかし同時にアルバイトから正社員を目指すリスクも把握しておく必要があります。
私個人の見解としては、アルバイトから正社員を目指すよりも最初から正社員就職をした方が格段にメリットがあります。
その理由も含めてお伝えしていきたいと思います。
ニート・既卒フリーターがアルバイトから正社員になるメリット

アルバイトから正社員になることには、以下のようなメリットがあるのは事実です。
- 人間関係をイチから構築する必要がないため楽
- 慣れた仕事であるため正社員になっても精神的負担が少ない
- 入社ギャップがないのでこんなはずじゃなかったと思うことが少ない
- 社会復帰のキッカケの延長線上で正社員になれる
メリット①|人間関係をイチから構築する必要がないため楽
アルバイトから正社員になったとしても周りで働く人は変わりません。
つまり、人間関係を一から作る必要がないので、自己紹介をして→名前を覚えて→どんな性格の人か見極める、みたいな面倒な工程を全てスキップすることができます。
人と関わるのがあまり得意ではないニートやフリーターにとってはこれが一番大きなメリットですね。
知らない人に囲まれているとアウェイ感を感じますし、結構エネルギーを使う作業がないことはかなりのアドバンテージと言えるでしょう。
メリット②|慣れた仕事であるため正社員になっても精神的負担が少ない
人間関係と同様に仕事の内容もアルバイトから正社員でそこまで大きく変わるものであありません。
そのため、正社員になっても、勝手を知ってる仕事を与えられるため精神的負担が少ないのです。
いきなり正社員として採用されてしまうと、自分のレベルを超えた仕事を振られ、そこで「結果を残さないといけない」みたいなプレッシャーがかかります。
しかし、アルバイトから正社員に採用されれば変に気負うこともありません。
メリット③|入社ギャップがないのでこんなはずじゃなかったと思うことがない
いきなり正社員として入社した場合、その会社がブラックだった場合「詰んだ…こんなはずじゃなかったのに…」と入社前に思っていた仕事と実際の仕事にギャップが出てくることがあります。
私自身、新卒で入った会社で、就職活動時の最優先事項が「ホワイト企業に入る」というもので、慎重なリサーチを重ねたにも関わらず、人材を使い捨てるようなブラック企業だったという苦い経験を持っています。
その点アルバイトから入れば、正社員の人の働き方を間近で見ているので、私が経験したような入社ギャップを感じることは少ない(というかほぼ無い)でしょう。
メリット④|社会復帰のキッカケの延長線上で正社員になれる
社会復帰のキッカケとしてアルバイトから始めてみようという人も多いでしょう。
最初は「働くことに慣れる」という目的でアルバイトを始めたかもしれませんが、その延長線上で正社員になれるのは、正直「ラク」です。
最初は軽い気持ちで始めたアルバイトで、改めて就職活動をしなくて良いというのはニート・既卒フリーターにとっては大きなメリットと言えます。
正社員登用制度ありのアルバイトをする前に知っておきたいリスク
アルバイトから正社員を目指す人は、「正社員登用制度」がある会社のアルバイトに応募することになります。
しかしこの「正社員登用制度」、しっかりと制度を理解しておかないと思わぬ落とし穴にはまることもあるんです。
アルバイトに応募する前に、正社員登用制度のリスクを知っておきましょう。
- 「正社員登用制度」があるからといって必ず正社員になれるわけではない
- ズルズルとバイトのまま終わる可能性がある
- 正社員登用の実績がないこともある
- バイトから正社員になるには時間がかかり、その間の待遇は悪い
リスク①|正社員登用制度があるからといって必ず正社員になれるわけではない
私も最初誤解していたのですが、正社員登用制度があるからアルバイトで頑張れば絶対正社員になれるんだ!と考えるのは誤った理解なんです。
正社員登用制度は以下のような制度であることを正しく理解しましょう。
正社員登用制度は法律で定められているものではなく、各企業が定めているものです(制度の対象になる条件なども各企業によって異なります)。一定期間を経たら希望者のほぼ全員が登用される企業もあれば、登用自体がめったにない企業もあります。
正社員登用のハードルが高いということを認識しておきましょう。それでもチャレンジする場合に求められるのは、「正社員以上のパフォーマンスを発揮すること」だと言われています。
ーエン転職
ここから分かることは、
- 正社員登用制度は各企業が定めているもの
- 全員が登用される訳ではない
- 正社員登用のハードルは高い
ということ。
正社員登用の条件として「正社員以上のパフォーマンスを発揮すること」とされている企業も多く、アルバイトの中でもトップクラスの実績をあげないと採用されないことも多々あります。
リスク②|ズルズルとバイトのまま終わる可能性がある
アルバイトの中でも競争に晒さられ、ズルズルと時間だけが経ち、気がついたらアルバイトのまま数年間が経過していたなんていう可能性もある訳です。
アルバイトを社会復帰の第一歩として利用するのは良いのですが、必ずしもアルバイトから正社員登用制度を利用して正社員を目指すという道が正社員への最短距離ではないことはご理解いただけるかと思います。
高齢ニートや中年フリーターになってしまったら正社員就職の難易度は一気に上がります。
リスク③|正社員登用の実績がないこともある
また、「正社員登用制度あり」と求人票に記載されていたとしても、実は正社員に登用された実績がないという企業も中にはあります。
こんな企業にバイトとして入ってしまったら、いつまでもバイト状態が続き、いくら頑張っても一向に正社員に登用されないということもあり得ます。
この企業を見破るには面接時に以下の質問をするようにしましょう。
- アルバイトは何人いますか?
- アルバイトから正社員に採用された実績を教えて下さい。
この質問に対して明確に答えられない場合には、正社員として登用した実績が乏しいあるいは全く登用した実績が無いと考えて良いでしょう。
自分を守るためにも、バイトから正社員を目指す場合には、絶対に正社員登用実績は確認するようにしましょう。
リスク④|バイトから正社員になるには時間がかかり、その間の待遇は悪い
アルバイトから正社員になるには以下のステップを踏む必要があります。
- バイトとして採用される
- バイトとして仕事に慣れる
- バイトで実績を上げて信頼を得る
- 正社員として登用される
特に「バイトで実績をあげて信頼を得る」というのは簡単ではありませんし、時間がかかります。
そうこうしている間に年齢を重ねてしまいますし、その間の待遇も正社員と比較すると圧倒的に悪いです。年収ベースで200万円くらいは違ってくるんじゃないでしょうか。
結局カネか!と思われるかもしれませんが、同じような仕事をしているのにアルバイトと正社員ではこんなに差があるのは純粋に勿体無いと思いませんか?
であれば、サッサと正社員として仕事を見つけた方が良いですよね。
アルバイトから正社員を目指すより最初から正社員を目指した方が良いということを伝えたい
アルバイトから正社員になることにはメリットもありますが、お伝えしてきたようなデメリットも存在します。
そこで私が伝えたいのは、「アルバイトから正社員を目指すより、最初から正社員を目指した方が良いよ!」と言うこと。
アルバイトは期限を区切って社会復帰のための自信をつけるお試し期間だと割り切りましょう。
時間は有限。アルバイトから正社員を狙うより就職活動した方が正社員への道は近い
時間は有限です。
「時は金なり」ということわざがあるくらい時間というのは貴重なものなんです。
私もそうだったんですが、ニート時代って時間が有り余っているので、この実感がないんですね。
「ニート・フリーターが職歴なし・スキルなしでも就職できる年齢」という記事でも書きましたが、年齢を重ねるにつれ、どんどん正社員として働くチャンスは減っていきます。
正社員として働くチャンスを逃すと、「高齢中年ニート・フリーター」になり最終的には生活保護に頼る「ただ生きている状態」になってしまうことは目に見えています。
アルバイトから正社員を目指すのも良いですが、
- 正社員になれないリスク
- ズルズルとアルバイト生活を引きずってしまうリスク
が高く、そうなると正社員になる機会を逸してしまうことも考えられます。
それよりも、正社員として入社できる会社に就職活動で入った方が圧倒的に早く正社員になれますよ。
アルバイトから正社員を目指す気持ちがあれば正社員として就職することが可能
「いきなり就職活動をして正社員として働き始めるのがやっぱり怖い…だからアルバイトから正社員を目指したいんだ!」
と考えている人もいるでしょう。
ただ、アルバイトから正社員を目指す時には「正社員と同じくらいのやる気とパフォーマンス」が必要でしたよね。
であれば、正社員として働き始めるのと、アルバイトから正社員を目指すのとでは、求められることや大変さは変わらないと思いませんか?
つまり、アルバイトから正社員を目指す気持ちがあるのであれば、いきなり正社員として働き始める資格を持ち合わせているということです。
わざわざ遠回りしてアルバイトから正社員を目指すのであれば、3ヶ月〜半年くらいの就職活動を頑張った方が良いです。
ニート・フリーターの正社員就職には就職支援サービスを利用しよう!
とは言っても、いきなり就職活動をするのは不安だし、どうやって就活をすれば言い換えわからず不安…という人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが「就職支援サービスを利用すること」です。
ニートやフリーターの正社員就職に詳しいコンサルタントがイチからあなたの就職活動をサポートしてくれます!
あなたの希望に合わせて、働きやすいホワイト企業を厳選して紹介してくれますので、ぜひ就職活動を始める際には就職支援サービスに相談してみてください。
もちろんバイトをしながら正社員への就職活動を行うというのもアリです。
バイトをしていることをコンサルタントに伝えれば、それをアピールポイントに変えてくれたり、企業との面接時間をうまく調整してくれますので、心配はいりませんよ。
未経験から正社員就職を目指すニート・フリーターが使うべき就職支援サービス5選
ニート・フリーター向けの就職支援サービスはたくさんあります。
どれを使えば良いか迷ってしまう人も多いので、私が実際に使ってよかった就職支援サービスを5つ厳選して紹介します。
今すぐ就職したいわけじゃないという人も一度話をするだけで将来についての不安が解消できますよ!
- ハタラクティブ→総合力が高い。懇切丁寧なサポート
- リクらく→独自の非公開案件を保有。マッチング精度が高い
- 就職Shop→書類選考なしで人物本位の採用を考えている企業が多い
- JAIC(ジェイック)→営業案件に強い。転職支援講座が秀逸
- ワークポート→未経験のIT業界に強い
①ハタラクティブ
- 職歴なしや学歴不要の未経験就職に強い
- サポートの質が高く書類選考通過率や内定率が高い
- ニート・フリーターからの評判が良い
公式サイト:https://hataractive.jp/
ニート・フリーターの人が全員使うべき就職支援エージェントが「ハタラクティブ」。
就職エージェントは「サポートの質」「求人の量」「マッチング精度」「コンサルタントの質」などどれか一つに秀でていることが多いのですが、ハタラクティブは非常にバランスが取れており総合力が高いです。
私自身もハタラクティブを利用しましたが、他のエージェントでは紹介されなかった求人を紹介してくれましたし、面接対策もしっかりとしてました。
求職者のニーズをしっかりと聞いてくれて、その希望に合う企業を厳選して紹介してくれる。この当たり前のことが当たり前にできるのがハタラクティブの強みだなぁと。
60,000人以上をカウンセリングしてきたノウハウが蓄積されているからこそできることなんだと感じました。
正直キャリアアップや年収アップの求人には弱いですが、未経験OKの求人を探しているなら、まずは相談すべき就職サービスです。
対象者 | 10代、20代のニート・フリーター、第二新卒世代 |
対象地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、名古屋、福岡 |
②リクらく
- マッチング精度が非常に高い
- 独自ネットワークでリクらくだけの非公開求人を保有
- 内定率が94%と高い
公式サイト:https://www.rikuraku.net
あまり有名ではないですが、求職者に寄り添った求人紹介をしてくれる穴場のエージェントが「リクらく」。
マッチング精度が非常に高く、丁寧なカウンセリングから希望に合う社風の会社をピンポイントで紹介してくれます。
リクらく独占案件を保有しているので、他のエージェントにはない案件に興味がある人も使うと良いです。
リクらくを利用した人の95%が友達にオススメしたい就活サービスと回答しているほど利用者の満足度が高い就職エージェントです。
規模がそこまで大きくないので、利用できるのが1都3県で仕事を探している人に限られてしまいますが、希望勤務地が範囲内の方は利用する価値がある就職エージェントです。
対象者 | 10代、20代で就職を考えている人 |
対象地域 | 東京、千葉、神奈川、埼玉 |
③JAIC(ジェイック)
- 就職講座で無理なく就職に必要な知識・能力が身につく
- 正社員求人のみなのに書類選考なし
- ブラック企業を徹底排除し定着率の高い就職を実現
公式サイト:https://www.jaic-college.jp/
ブラック企業を徹底的に排除し、
- 「社員が働きやすさを感じられる雰囲気のいい会社」
- 「ビジネスモデルがしっかりしている安定した会社」
- 「コツコツ努力する未経験者を応援している会社」
のみを我々求職者に紹介してくれる就職支援サービスが「JAIC(ジェイック)」。
ブラック企業は絶対に嫌だ!という人におすすめです。
JAICでは、無料就職講座が充実しており、ビジネスマナーを身につける研修や電話応対の研修、良い人間関係を作るための研修など、中途入社すると受けられない「新入社員研修」と同じような研修を受けることができます。
また、就職支援サービスの対象地域も広く、地方で正社員の仕事を探したいという人のニーズにも答えてくれます。
対象者 | 説明会に参加出来る18~29歳の既卒 |
対象地域 | 東京、千葉、神奈川、埼玉、静岡、愛知、大阪、福岡 |
④就職Shop
- 紹介企業は全て訪問済みで生の情報をもらえる
- 書類選考がないので人を見てくれる企業ばかり
- セミナーや面接対策が充実で自信が無くても大丈夫
- コンサルタントとの面談がめちゃくちゃ親身で丁寧
ニート・既卒フリーターにぜひ使ってもらいたいのが、この「就職Shop」。あのリクルートが運営している就職支援サービスです。
8,000社を超える企業と取引がありますが、なんと全て就職Shopが訪問済み。訪問済みだと何が良いかというと、「求人票に記載されていない企業の本当の姿」をコンサルタントから教えてもらえるんです。
つまり、面談の際にブラック企業が嫌だといえば、ブラック企業を避けて求人紹介をしてくれるというわけです。
また、すべての企業で書類選考が不要となっていますので、経歴にこだわらず「人採用」をしてくれる企業ばかり集まる仕組みができています。
経歴に自信のないニートや既卒フリーターにこそ利用してほしい就職支援サービスです!
対象者 | 10代、20代のニート及び既卒フリーター |
対象地域 | 銀座、新宿、立川、横浜、千葉、大宮、大阪、三ノ宮、烏丸 |
⑤ワークポート
- IT業界に強く、IT業界で働きたい人におすすめ
- 未経験OKの案件を大量に紹介してくれる
- 総合エージェントの登録の中で登録のハードルが低い
IT業界に強く、未経験からプログラマーやSEなどのIT関係の職種に就きたいという人におすすめなのが「ワークポート」。
全く働いた経験がないと登録を断られることもありますので、どちらかと言えば既卒フリーター向けの就職支援サービスと言えます。
ワークポートではとにかく「未経験OK」の案件を大量に紹介してくれます。中にはブラック企業も混じっていますので、ホワイト企業を見抜く眼力を養った上で利用する必要がある点に注意しましょう。
ただ逆に言えば、ここまで大量の案件を紹介してくれるところは他には無いので、幅広い選択肢から選びたいという人にとっては利用する価値があるでしょう。
対象者 | 働いた経験が何かしらある人 |
対象地域 | 東京、仙台、横浜、名古屋、大阪、福岡 |
アルバイトから正社員を目指しているニート・フリーターが知っておくべきリスクと伝えたいことまとめ
- ニート・既卒フリーターがアルバイトから正社員になるメリット
- 人間関係をイチから構築する必要がないため楽
- 慣れた仕事であるため正社員になっても精神的負担が少ない
- 入社ギャップがないのでこんなはずじゃなかったと思うことが少ない
- 社会復帰のキッカケの延長線上で、就職活動や面接をスキップした上で正社員になれる
- 正社員登用制度ありのアルバイトをする前に知っておきたいリスク
- 正社員登用制度があるからといって必ず正社員になれるわけではない
- ズルズルとバイトのまま終わる可能性がある
- 正社員登用の実績がないこともある
- バイトから正社員になるには時間がかかり、その間の待遇は悪い
- アルバイトから正社員を目指すより最初から正社員を目指した方が良いということを伝えたい
- 時間は有限。アルバイトから正社員を狙うより就職活動した方が正社員への道は近い
- アルバイトから正社員を目指す気持ちがあれば正社員として就職することが可能
- ニート・フリーターの正社員就職には就職支援サービスを利用しよう!
アルバイトで正社員就職を目指すのはハッキリ言って遠回りです。
正社員に登用されるかもわからない中頑張るよりも正社員になってから頑張った方が、金銭的にもモチベーション的にもメリットがあります。
ぜひアルバイトから正社員登用を目指すデメリットを把握した上で正しい判断を行って欲しいと思います。
正社員就活を頑張ってみようかなという人は以下の就職支援サービスと面談だけでもしてみて下さい。